落ち着かず眠りも浅い2日間。
深夜に「婆ちゃん頑張ってたんだけど、今、逝ったよ。。。」と連絡。
昨日の帰省をキャンセルしなきゃよかった。
そのまま帰っていれば。。。後悔。。。ごめんね、婆ちゃん。。。
昼くらいに自宅で待ち合わせをし、
とりあえずmonmiも私も私情を話すため出勤した。
職場では「すぐ帰りなさい。仕事は何とかなるんだから。気にしなくていいよ。」と
温かい言葉を掛けていただき、朝の一山を終えてから帰らせていただいた。
丁度、monmiも帰宅。
2人揃った所で急いで、ネットで飛行機チケット購入。
レンタカー予約、空港駐車場予約した。
そして向った。
空港では、綺麗な夕日がジェットを赤く染めていた。

空気が澄んでるのか?富士山も薄ら見え。

私のお気に入りの座席がある。
それは、翼の全容が見える窓側席。monmiに場所を伝え席確保。

発着時の翼はまるで鳥が羽ばたくときのように、
羽を広げ風を受けブレーキとなり、羽を立て風の抵抗を調節し上下へと。
毎度、素晴らしいと感激しながら乗っているのだ。
あと、下の町並みもずーっと見てる。
ここはどこだ?と地図と見比べながら、首押さえながら見てる。
まるで初めて乗った子供と一緒だ。
今回のフライトは丁度夕方。
座席について大後悔。座席をとったmonmiに一言添えるのを忘れていた。
左側の席じゃなきゃダメだった。席は右側だった。
日が沈む左側窓から、上空でオレンジから深い青に染まる夕日を眺めたかった。
急いでたから、しゃーない。
まぁ、いいか。
キラキラ宝石箱のような町並みを見ながら、ぐっすり眠っていた。
千歳空港に到着し、聞いてはいたが雪の少なさにビックラこいた。
1月中旬だっていうのに、アスファルトが出ていた。
久々の雪道運転。楽しみにしていたが残念に思った。
でも雪がないおかげで、急いで向うことができた。
婆ちゃんありがとう。と、急いで斎場に向う。
何日も婆ちゃんの付き添いに皆疲れている事だろう。
そんな時、生前の婆ちゃんは皆に振舞う物がある。
それは‘リポビタンD”。
「元気になっからっ、いいから飲め飲めっ」と毎度よこしていた。
婆ちゃん自宅にもごっそり常備したあった‘リポビタンD”。
コンビにに立ち寄り、婆ちゃんの代わりに10本買う。
斎場では、お久しぶりの身内が揃っていた。
婆ちゃんは優しい顔で迎えてくれた。
ちいちゃくなった体なのに、手足はでかい。
働き者だった婆ちゃんの手、たくさん撫でてくれた手のぬくもり忘れないように
ずっとにぎっていた。
親戚みんなで、婆ちゃんと布団並べて寝る。
皆で婆ちゃんの生前の話に花を咲かせた。
婆ちゃんは武勇伝が多すぎる。
しかも、どの話もビックリする話だ。笑が止まらない。
そんな婆ちゃんが皆大好きだ。
もちろん生前、元気だった頃婆ちゃんと喧嘩ばかりしていた私も。
似たもの同士だったから衝突が多かったんだよね、婆ちゃん。
婆ちゃんのDNAしっかり受け継いでますからっ(笑)
飛行機で仮眠をとったせいか眠れず、線香の番をしていた。
朝方、なんとかやっと眠った。
majyu
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